過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」
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578:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:04:04.47 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「……いいだろう」

ジジッ…ザッ…ザザザ…

以下略



579:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:04:38.17 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「いや、仮に私に変装していようと、魔力も何もかもが違う」

魔導師「映し出されたのは私以外の何ものでもない。それこそ私が二人…」

以下略



580:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:05:17.26 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「亡くなったのは、二人共に修業していた辺りだったか?何せこの私が、まだ子供の頃だ」

精霊「……それは…随分前ね。何故亡くなったの?」

以下略



581:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:05:56.53 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「姉によって新たに生み出された魔術は、確かに素晴らしかった」

魔導師「当時で言えば、斬新且つ革新的、正に天才と呼ぶに相応しい業績だ」

以下略



582:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:06:37.06 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「その後、師は許容量を超える大量の魔力をその身に取り込んだが為に、亡くなった」

魔導師「姉は呪詛とも言うべき言葉を散々喚き散らし、姿を眩ませた」

以下略



583:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:07:11.77 ID:iS5Rg5l4O

魔女「じゃあ、お姉さんは一体どうやって生き延びたの? 失った魔力を取り戻したとか?」

精霊「それは無理よ。全てを奪われ、奪った人物も既に亡くなっているのだから」

以下略



584:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:07:51.28 ID:iS5Rg5l4O

魔女「でも、どっちが先生かなんて分からない。服装が違うだけで、他には何も……」

精霊「どちらが姉か、どちらが魔導師か。それを考えるのは後よ」

以下略



585:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:08:47.97 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「それを同じ姿をした妹が奪った」

魔導師「その想いは、怒りや嫉妬などという言葉で片付けられるものではないだろう」

以下略



586:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:09:21.97 ID:iS5Rg5l4O

精霊「薄める必要はないのよ」

精霊「だって、そもそも魔力が薄いのだから」

以下略



587:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:10:19.17 ID:iS5Rg5l4O

魔導師「それ程の量であれば、本来無害である元素も劇薬に変貌する」

魔導師「1割だろうが何割だろうが、魔力さえあれば魔術は使用できるからな」

以下略



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