過去ログ - 乃々(どうも、もりくぼです)
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8: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/05/15(日) 00:51:52.61 ID:wahficNG0
乃々「……」

乃々「……ぁ」

乃々「うぅ……」

乃々(時間がたつにつれ、きゅっ、きゅっと心が握られていく感覚がします)

乃々(もう、後少しすれば、プチッと握りつぶされてしまいそうです)

まゆ「乃々ちゃん」スッ

輝子「ボノノさん」スッ

乃々「!」

乃々(そんな私をみてか、二人が背中に手を当ててくれました……)

輝子「がんばれ……応援してる」

まゆ「ここで見守ってますよ……うふ」

乃々「……ありがとうございます」

乃々(……緊張はなくなりません)

乃々(でも和らぎはしました)

乃々(……いつか、二人が言ってくれました)

乃々(もりくぼが進めなくなったら、背中を押してくれると)

乃々(……まさか、物理的にも押してくれるとは思いませんでしたけど、ふふ)

乃々(……)

まゆ「あ、出番ですね」

輝子「それじゃあ、ボノノさん」

まゆ「いってらっしゃい」トン

輝子「いってこい……フヒ」トン

乃々「あうっ」

乃々「い、いってきます……!」

乃々(……押す力はとても弱いものでした)

乃々(だけど……うん)

乃々(たくさんのパワーをもらった気がします)

乃々(あの舞台の上に立つまで、心が潰れることはなくなりました)

乃々(……もりくぼは、二人からの力を背に、舞台の真ん中まで歩いて)

乃々(正面を向きます)

乃々(……すごい視線に晒されました)

乃々(……)

乃々(やっぱり、もりくぼは弱いので、すぐ目を背けました)

乃々(……)

乃々(背けた先に、まゆさんと輝子さんがいました)

乃々(……目が合ってしまって……ニコリと微笑まれてしまいました)

乃々(……そして、少しだけ二人の口が動きました)

乃々(声は届きません……ですが、がんばって、と聞こえた気がしました)

乃々(……)

乃々(もりくぼは、もう一度正面を向きます)

乃々(なるべく、誰の目が合うこともないように……だけど、正面に)


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