過去ログ - 【安価】 京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 淡「第二十一話だって!」
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483: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/06/22(水) 23:30:56.44 ID:UbxHQbc8o
セクション.1  シナリオパート


―― 会場内

小蒔 「ここも、あまり心地のいい所ではありませんね……」

霞 「そうね…。今までに色んな会場に行ったけれど、どの会場でも何か『澱み』の様な物を感じるわね……」

巴 「ですけど、インハイ会場ほどでは無いですね」

霞 「…あそこは、はっきり言って異常よ」

小蒔 「はい……」

巴 「今の所は何にも無さそうですね、姫様」

小蒔 「そうですね!このまま今回は何も無ければ良いのですが…」

巴 「ですが、あの時みたいに、試合中に一気に強まるかもしれません……」

霞 「ええ。須賀君は『何も無かった』って言ってたけど、一応姉帯さんへの注意も怠らないようにしておきましょう」

霞 「それに彼女だけでは無いから、こうやって試合の合間に誰がそうなのかも探ってみないといけないわね」

小蒔 「あ!そろそろ春と初美ちゃんの試合が始まります!」

霞 (あと、須賀君には伝えなかったけど、清澄の宮永さんの試合も始まるわね……)

霞 (インターハイの準決勝、7万点程稼いだあの試合で感じたあの強く不気味な気配……)

霞 (インターハイの決勝では感じなかったけれど、この大会ではどうかしら……)









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