過去ログ - 【安価】　京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 淡「第二十一話だって！」
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507: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/06/23(木) 22:31:09.33 ID:IL0Mm+qAo
京太郎 「もしかして、誰か呪われちゃってるんですか？」

小蒔 「呪詛ですか？それだとちょっと違う気もしますが……霞ちゃん、何って言ったらいいんでしょう？」ｱﾀﾌﾀ

霞 「なかなか言葉で説明するのは難しいわね……」

霞 「まぁ、そういった悪い気を発している子がいるの。今までもいなかった訳じゃ無いけど、あくまで自然に発生するレベルだったの……」

霞 「それが、去年の夏は違った。自然に発生するものよりも明らかに強い気を発する子が何人かいたわ」

京太郎 「何人も！？」

小蒔 「そうです……」

霞 「何かが原因でそうなっているとしか考えられないのよ。ここまで強いのが複数あると、私達も無視できないの」

京太郎 「でも、どうして永水の皆さんがそこまで気にされるんですか？」

小蒔 「ここまで悪い気を放っておくなんて…私には出来ません……」

京太郎 「でも、危ないじゃないですか！俺、神代さんが呪われちゃったら嫌ですよ」ｶﾞｼｯ

小蒔 「す、須賀さん……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

霞 「須賀君、私達も何も完全な善意という訳じゃないわ」ﾌﾙﾌﾙ

霞 「小蒔ちゃんが神様を降ろした時に、混ざって入って来ちゃうものかもしれない」

霞 「そういう類のもので、巴ちゃんや春ちゃんでも祓えなかったら大変だもの……」

霞 「だから気にしているのよ。もちろん、その人が心配ってのもあるわ」

京太郎 「なるほど……」


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