過去ログ - 【安価】　京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 淡「第二十一話だって！」
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572: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/06/30(木) 22:38:18.75 ID:r44TaF9Po
―― 控室


京太郎 「っつー訳で、数絵頼む！力を貸してくれ！」ｶﾞﾊﾞｯ

数絵 「べ、別にいいけど……でも大丈夫かしら？私、自分の感覚があってるかどうかなんてわからないわよ？」

京太郎 「え？人によって感じ方って違うのか？」

数絵 「そうよ。ゾクッってする時もあれば、圧迫感があって息苦しくなる時もあるし、なんか体が重いような感覚になることもあるし……」

京太郎 「そうなのか春？」

春 「うん」ｺｸｺｸ

春 「ちなみに南浦さんは、暖かい風が吹いてくる様な感じ。」

京太郎 「全然わからない……。お前らオカルト持ってる奴らって凄いな……」ﾀﾗ

数絵 「でも京太郎からも感じるわよ？」

京太郎 「マジで！？」

春 「うん。打ってるとプレッシャーを感じる」

数絵 「ね。なんか見抜かれてる感じでドキッっとするし」

春 「」ｺｸｺｸ

京太郎 「マジか！っつー事は、ついに俺にもオカルトが宿ったのか！」

数絵 「いや、そういう訳では無いと思うわ」

春 「違う。全然別……」

京太郎 「さいですか……」ｶﾞｸｯ

数絵 「で、私はどうすればいいの？？」

春 「嫌な感覚を感じたら教えてほしい」

春 「感覚は……空気が淀んで気持ち悪い感じ？……上手く表現できない」ｳｰﾝ

数絵 「苦しい感じとか？？」

春 「そう。何か酸素が足りない感じ……。あと、ゾクッっていうかビクッってなる」

京太郎 「ケツの穴につららを突っ込まれたような気分になる感じか？」

数絵 「うるさい！真面目な話してるんだから京太郎は黙ってて！」ﾋﾞｼｯ

京太郎 「す、すまん……」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

春 「あ、何か心臓を掴まれたような感じもするかも……。胸を締め付けられるというか……」

数絵 「……」ｳｰﾝ

京太郎 「」ﾁﾗ

春 「？？」

京太郎 「」ﾁﾗ

数絵 「……何よ」ｼﾞﾄｰ

京太郎 「……最後の点については、数絵は大丈夫じゃないか？」

数絵 「どういう意味よ！」ﾑｷｰ


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