過去ログ - 【安価】　京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 淡「第二十一話だって！」
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896: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/08/03(水) 00:51:48.96 ID:5YmsNtoso
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　　　 Z　 i!ﾄ､ ﾍ《. う:::::ﾊ　　　　　 `マツ　,/　| |　　 ∧　　 「切っ掛けを与えてやればよい」
　　　　ヽﾄ､从 ＼ゝ `マツ 　 　 　 　 　 　 ,i! 　| |　　　∧
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京太郎 「えっ？」

衣 「アレは、アレその物を自身が拒絶するより他は無い」

衣 「であれば、京太郎が衣にしてくれたように、拒絶する切っ掛けを与えればいいのではないか？」

京太郎 「え？俺が？？」

衣 「衣は京太郎に敗れて支配の強さのみを求めることを止めた事が切っ掛けとなった」

衣 「前に衣は言ったはずだ。闇の中でひとりぼっちだった衣を見つけて連れ出してくれたのは京太郎だと」

衣 「……ただ、何が咲の切っ掛けになるかは衣にはわからん」

京太郎 「切っ掛けか……」

衣 「別に京太郎でなくてはいけない事では無いぞ」

数絵 「難しいわね……。普通の事で良いんだったらもう済んでるだろうし、麻雀なんかは京太郎とかは部活でよく打ってる訳だし……」

京太郎 「うーん……」

淡 「そう言えば試合で、サキは『今回は負けられない』って言ってたような気がする……」

数絵 「今回？って事は、前は負けちゃったのかしら？」

京太郎 「うーん……、数絵もさっき言ったけど、部活では勝ったり負けたりだしなぁ。『今回は』か……」

京太郎 「！！」ﾊｯ

春 「京太郎？」

京太郎 （もしかして、夏の個人戦か！？でも……）

数絵 「思い当たる事でもあるの？」

京太郎 「いや、何でも無い」ﾌﾙﾌﾙ

京太郎 （切っ掛け、か……）



セクション．４　END


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