9: ◆ExcbJR30iQ[saga]
2016/05/15(日) 01:47:11.85 ID:80IKAMAA0
――次の日、小萌に治療を協力してもらったインデックスは横になっていた
養生するインデックスを桐生は隣で見守っている
すると買い物から帰ってきた小萌が食事を作る
桐生「先生、恩に着る。色々と協力してもらって、しかも飯まで作ってくれて」
小萌「桐生ちゃんの方こそ。5千円はいらないって言ってるのに…私、大人ですよ?」
桐生「そういう訳にはいかねぇ。それに俺も大人です」
桐生(慰謝料5千円取っておいてよかったぜ。インデックスの奴すげぇ食欲だ)ゴソッ
チャキン…シュボッ
桐生はオイルライターのフタを開けると小萌も顔を近づけて、二人は同時に煙草の火をつける
小萌・桐生「スー…ハァァ」
禁書「ねぇ、そんなに煙草って良い物なの?」
桐生「お前はやめておけ」
小萌「あんまり良い物じゃないですよ?」
禁書「ふーん。所でかずま」
桐生「なんだ」
禁書「本当に高校生なの?なんか老けてるかも」
桐生「……おれはまだ21だ」
禁書「え、高校生なのに20歳超えてるの!?」
桐生「去年、ちょっと色々あってな」
桐生「俺は中卒で、そのあとは極d…いや、その、んー…義理父の家業を継いで…」
小萌「隠さなくても良いですよ。ヤクザさんだったんですよね?」
桐生「」
桐生(なぜバレている…校長と理事長しかしらないはずなのに)
小萌「他の先生達もとっくに知ってますよ?」
禁書「ヤクザって確か、海外で言うところのマフィアの」
桐生「ああそうだ」
禁書「そっか、かずまはスジモンだったんだね!」
桐生「元な」
小萌「あの、私は気にしないから大丈夫ですよ?でも何で二十歳こえてから高校に」
桐生「……まあなんだ。俺の大切な人にだな」
桐生「ちゃんと高校を卒業すれば、極道に戻っていいと言われてな」
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