過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/05/15(日) 22:03:06.58 ID:5maGnF/Q0
「Pさぁん!? やめっ、やめてくださいよ! ただでさえPさんに加蓮ちゃんがアレなのにっ……それに藍子ちゃんはほら冗談とかを真に受けかねませんし!? ほらっなんかPさんの言葉を疑ってないって顔だしっ……あ、藍子ちゃんはそんなことしませんよね!? ウサミンをいじめたりしませんよね!?」
「だ、大丈夫ですっ、あはは……」
「大丈夫って風に見えないんですが!? 何か誤魔化してますよね!? Pさんが余計なこと言うからですよ!? どうしてくれるんですか!?」
「え、俺のせい?」
逡巡があったことなんて、簡単に見破られた。拙い演技なんてやっぱり誰にも通じない。
「大丈夫です、ほんと大丈夫ですからっ」
「大丈夫大丈夫って繰り返す人ほど信じられませんよ!? あのぉ……ホントに、信じていいんですよね? 藍子ちゃん?」
「…………」
「答えに詰まってるうううううう! 藍子ちゃんだけは、藍子ちゃんだけは信じてたのに!」
「えー俺のことは信じてくれないのかーショックだなー」
「Pさん、だめですっ」
「ナナ今日は自棄酒する! 17歳だけど!」
「ええぇ……」
「お、いいなウサミン、俺も付き合うぞ」
「Pさんまでっ。え、ええと、菜々さんは17歳なんですから……ね? ね?」
にじゅうほにゃらら歳のマジ泣きを宥めている間に時計の針は周り、仕事の時間になった。
撮影現場まで送ってもらい、スタンバイに入り、楽屋のドアを開けたところで。
最初の目的を思い出して、藍子は思わずがくりと項垂れた。
……誕生日プレゼントが決まるまで、まだもうちょっとかかりそう。
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