過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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28:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 22:16:26.58 ID:5maGnF/Q0
「で、何に悩んでるの?」
「へ? それは、菜々さんの誕生日プレゼントを」
「そうじゃなくて。聞き方が悪いのかなぁ……。なんでそんなに悩んでるの? って聞きたかったってゆーか」
「菜々さんに贈るプレゼントがなかなか決まらなくてっ」
「違うってーの……。ああもうっ、じゃあもうちょっとぶっちゃけるね。なんでそんなに、しんどそうな顔して悩んでるの?」
「……しんどそう?」
「無自覚なんだ……。なんで藍子が、おでこにこんなシワを寄せて、」

ぺちり、と額をはたかれた。

「あたっ」
「こーんな顔して悩んでるのか、って話」

うにょーん、と加蓮がツリ目をして見せる。

「藍子っていっつもアホみたいな平和顔で、どうしよっかなー、どうしよっかなー、ってばっかりで、あー今日も幸せそうに生きてるなーってちょっと妬んでたくらいなのに」
「……あの、そんなこと思っていたんですか?」
「半分冗談。あと、前に物陰に隠れてた時なんて、もっとドキドキワクワクって感じだったでしょ? なんで今はそんなつまらなさそーな顔してんの?」
「陰に隠れ……って、ええっ!?」
「……?」



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