過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/05/15(日) 22:19:46.72 ID:5maGnF/Q0
「ねー藍子。私さ、ちょっと困ってるんだ」
「……加蓮ちゃんがですか?」
「加蓮ちゃんもです。…………」
「……?」
「や、……いや、前言撤回……。ちょっと今自分で言おうとしたことがヤバイくらいクサいって気付いて……。えーと、あ、そうだ。あのねー、実はここ数日くらい寝ると変な夢ばっかり見てさー。今日、藍子の家に泊まりにいっていい?」
「…………」
リアクションに困った。早口の小声で発言を書きなおしてからの、明らかに取り繕った"嘘"。
目の前で本音を隠される様を見せられてはかける言葉が見つからない。
ぱちくりと、瞬きを2回。
「……やっぱりダメぇ?」
「だめっていうか……あっ!」
その時ふと思い出した。数日前、年季の入った一軒家――ではなくてウサミン星の拠点(仮)にてウサミン星人を相手に辛勝した夜のことを。
菜々はどんな態度を取っていた?
明らかに隠し事をしている藍子に対して、騙されてあげる、と何度も口にした。
……その度に藍子が安堵の表情を浮かべてしまうものだからまた追及が始まり、やがて菜々が騙されてあげて、藍子がほっとして――以下、無限ループ。
「ふふっ。加蓮ちゃん。私、だまされてあげますねっ」
「わーなんかすっごいムカつくー腹立つー」
「あれ!?」
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