32: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:11:53.86 ID:OoZNJ66VO
「……」
進一は静かに伸びをした。
午前の授業が終わり現在は昼休みに差し掛かったところだ。
クラスの生徒たちは昼食の準備に取り掛かっている。弁当箱を取り出して広げ始める者、学内食堂へと友達を誘う者、ファンクラブの女の子たちから弁当箱の山を受け取っている者、と様々だ。
「ヒーローは相変わらずですねェ」
山積みにされた弁当箱を死ぬ思いで消費し始める上条の姿を見て進一はクスリと笑った。
さて。そろそろ自分も昼食を調達せねばなるまい。進一の家庭はあまり弁当が作られることがないため主には学内食堂で昼食を済ませるが、あまりに注文が遅くなるとメニューの売り切れが発生するのだ。
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