6: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:36:40.28 ID:4923o8WxO
「張る胸なんざ無ェだろォが」
そう言いつつ一方通行はしげしげと画面を見つめる。
7: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:37:08.03 ID:4923o8WxO
「いいからいいから!ほら!あなたもやってみてよ!ってミサカはミサカはすぐにセーブをこなすとニューゲームを選択してあなたにPSPを差し出してみたり!」
「ったく……」
8: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:37:36.88 ID:4923o8WxO
「寒ィ……」
かくして。
9: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:38:12.44 ID:4923o8WxO
「……」
鈴科進一は空を見上げた。
10: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:38:41.60 ID:4923o8WxO
「……た」
遠くからかすかに声が聞こえる気がする。
11: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:39:11.65 ID:4923o8WxO
ガラガラっ!と音を立てて襖が開かれる。
進一は突如差した光に目を細くする。
12: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:39:47.31 ID:4923o8WxO
進一はもぞもぞと押入れから這い出す。
「また天体観測?」
13: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:40:21.34 ID:4923o8WxO
「もう細かいことは気にしないの!とにかくあなた、学校行くよ!」
「お、おォ……」
14: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:40:53.76 ID:4923o8WxO
「ネーミングセンスにケチをつけるような発言は止めてくれないかな?」
「はいはい、ったく好きにしやがれってンだ……」
15: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:41:25.76 ID:4923o8WxO
「そんなことあるもん!最近あなたはミサカをほって学校に行っちゃうんだから」
「大体オマエはもう16だろォが。兄貴と一緒に登校なんて歳でもねェだろ」
16: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/05/16(月) 13:42:47.06 ID:4923o8WxO
「じゃあねあなた、また後で。授業はサボらないように!」
「それはオマエだろ」
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