20:名無しNIPPER[saga]
2016/05/28(土) 03:47:54.31 ID:UgTt9Mf00
P「今日のも、本当は忘れたんじゃなくて……って思ってしまってな……その時は確証がなかったが、奈緒がもし、そうだって言うなら」ギリッ
奈緒「…………」
奈緒「ち、違う、違うんだPさん! アレはその…………あたしが貸したんだ!」
P「…………え?」
P「クラスメイトが傘忘れたのを見かねて、ねえ……どれだけお人よしなんだよ」ワシワシ
奈緒「んな、な、撫でるなーっ! ワシワシするなーっ! 子供じゃないだからぁ!!」ウネウネ
P「うんうん。ただ――まあ、悪かったな、クラスメイトを疑うようなまねをして」ワシワシワシワシ
奈緒「……ううん、それは、もう…………もうっ!! いいから行くぞっ!」カァー
P「…………」
すちゃっ、
奈緒「P、さん?」
P「ほら、奈緒、入れ入れ」コイコイ
奈緒「え、ええっ、でもでも、もう小雨だし、やっぱりあたしアイドルだし、その……っ」アタフタ
P「いいからいいから。奈緒を濡らすなんて出来ないよ」
奈緒「……あう、う…………ぅん」キュッ
奈緒(……ごめん、Pさん、あたし、嘘吐いた)
奈緒(あたしはお人よしなんかじゃない。Pさんに迎えに来てもらいたくて、Pさんと、相合傘、したかっただけなんだ)
――ぎゅうっ
奈緒(……Pさん、あたしのために、あんなに怒ってくれた……)ゾクゾク
奈緒(いいよね、あたしも、これくらい
だって誰も損をしてない)
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