過去ログ - モバP「誰かのラブコメ第一話」
1- 20
30:名無しNIPPER[saga]
2016/06/04(土) 21:35:51.66 ID:0GtuJdUr0
P「イベントの始まりから終わりまで、判で押したようにその笑顔を維持するのは、辛かったんじゃないか? いや――違うな。辛い時にこそ、響子は元気に、笑顔になるだろう」

響子「……!」

P「駆け出しの頃はぎこちなかったが、今は完璧な笑顔を作れるようになったんだな。でも、癖自体は変わっちゃいない」

響子「……あは、あはは。考えすぎですよう! 辛いことなんて、私は何も」

P「……そうか」

響子「…………」

響子「…………っ」


 ファンのため
 
 そう教わって、あなたの言うとおりにしました


響子「……えへ、私ったら、油断すると仕事中でも、今日のご飯は何にしよーとか考えちゃって」

響子「目の前のファンの方に失礼だから、表情に集中したら、どーしてもああなっちゃうんですよー」


 ファンのため
 
 そう思っても、あなたの顔ばかりが浮かびました


響子「……ああでも、やりすぎると不自然になっちゃうってことですよね? だったら、そこも改善していかないと、ですね! ご指摘ありがとうございます!」ペコリ

響子「今後も、ファンのために、頑張っていきましょうね、Pさん!」


 ファンのため

 そう言えば、あなたは嫉妬してくれるかしら




 最初のファンはあなたひとり
 
 あなたと私のふたりだけ

 私は、ただひとりのファンのため 
 



   他に何もいらない

    

 
 



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
47Res/42.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice