過去ログ - ストライクウィッチーズ ブラックオプス
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名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 03:12:27.36 ID:WZqay+t80
フェデリカ「――!?」
フェデリカ「ど、どうしてそれを……?」
メイソン「いやー、こういう仕事をしていますとね……。色々と」
メイソン「別にあなたを嗅ぎ回ろうとか、そういうことではないんですが」
メイソン「ウィッチを束ねる隊長、そしてロマーニャの女傑の一人ということもあり、言葉は悪いですが……ただでさえ目立つような存在ですから」
メイソン「口伝いに色々と耳に入ってくるんですよ」
フェデリカ「あははー、困ったわね……」
フェデリカ「確かに、最近やけに口説いてくる男がいてねー……」
メイソン「それで――気を付けた方がいいかもしれません」
フェデリカ「どういうこと?」
メイソン「あくまでも推測や噂に過ぎませんが」
メイソン「この周辺に○○って名前の会員制のクラブがあるんです」
メイソン「そこで新型の麻薬が取引されてるって話があって」
メイソン「先日、そのクラブへ男が入っていくのを見たと、記者仲間が」
フェデリカ「――!!」
メイソン「まぁ、クラブの会員全員が取引しているということではないでしょうが」
メイソン「気を付けて下さい」
フェデリカ(そんな――)
フェデリカ「ええ、ありがとう……」
メイソン「それでは、お世話になりました。私はここらへんで――」
フェデリカ「ねえ」
メイソン「……?」
フェデリカ「私をそのクラブへ案内して欲しいの」
メイソン「……」
メイソン「いやー、やめた方がいいですよ」
メイソン「いくらあなたがウィッチでも――」
フェデリカ「大丈夫よ、別に暴れてやろうとかそういうことじゃないから」
フェデリカ「ただ、身近にある脅威を把握しておくのも隊長の仕事よ」
フェデリカ「少し偵察して、もし何か起こったらすぐに憲兵に知らせるわ」
メイソン「……」
メイソン「一応、こういう仕事柄ですから」
メイソン「中へ入れないこともないんですけど……」
フェデリカ「それじゃー、決まりね」
フェデリカ(あの男――)
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