過去ログ - オフィーリア「心からお慕いしておりました」
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18: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/05/18(水) 02:55:49.76 ID:pKt//rZNO
結局、王城に連れてこられたは良いのですが、お父様は一人で謁見に向かってしまわれ、私は廊下で待ちぼうけです。
幸いにも、王城の廊下は本棚が置いてあったりして退屈はしないので、待つだけといっても苦痛ではありませんけれど。
暫く本を読んでいると、ツカツカとお父様達がいる方とは逆から誰か歩いていらっしゃいます。
王城に居らっしゃるくらいですので、私よりは高貴な方だろうと、本を閉じ、向き直ると、そこに居たのはハムレット様でした。
相変わらず酷い格好をなさっていますが、私の部屋にいらした時の様な悲しげな表情はされていません。

ハムレット「やあ、貴女がこちらにいるのは珍しい!」

格好の異様さからは考えられない程、普段のハムレット様と同じ様な雰囲気で接されます。
そのちぐはぐさが、却って恐ろしく感じられました。

オフィーリア「ご機嫌麗しゅう」

ただ、王族の方に無礼を働く訳にもいきませんので、最低限の挨拶だけして去ろうと思いました。


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