過去ログ - オフィーリア「心からお慕いしておりました」
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◆d/8j7bKhKM
[sage]
2016/05/18(水) 03:01:03.09 ID:pKt//rZNO
ハムレット様が立ち去った暫く後、お父様が戻ってらっしゃいました。
何でも、王様とお妃様にお話しした所、私とハムレット様を会わせてみて様子を伺いたいと仰ったそうです。
他の人が見ているという事は、ハムレット様は気違いのフリをなさるのでしょうか。見てみたい気もします。
取り敢えずお父様は、もう一度別の方法でハムレット様に話を聞くつもりのようで、一旦私を、客間に置いてまた出て行かれました。
何でもハムレット様の旧友がお戻りになったので、そのお二人にも協力して頂くそうです。
何だか、話だけ聞いていると、王様を中心に周囲の人間全員がハムレット様を騙そうとしているみたいで、余り気分の良いものじゃありませんでした。
ハムレット様もハムレット様で、私にあんな話をなさるという事は、周囲の人間は殆ど信じていらっしゃらないのでしょう。
どうにも寂しい話です。
今、ハムレット様は独りきりで何かを成そうとしています。
それが何かは解りませんが、何も仰ってくれないという事は私に出来る事は無いのでしょう。
嬉しい時は一緒に喜んでくださって、落ち込んだ時は励ましてくださったのに、私はお返しできないのかと思うと遣る瀬ない気持ちで一杯になります。
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