過去ログ - 響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編】
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47: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2016/05/29(日) 00:25:39.68 ID:tBUkZCWA0

響「あ、あ、あああ……?」


響(――叩き潰された胃と肉の中の骨の破片ごとに悲鳴をあげる指の痛み)

響(――そいつらで頭がいっぱいになって、涙とよだれまみれになった自分の目でも)

響(――真の肩から何かが生えて来たことだけはわかった)


響(――今、真は肩の『なにか』を右腕にまきつけて、腕全体を覆うグローブみたいにしてる)

響(――プロデューサーとも美希とも違う、すごく硬そうな金属みたいなものだ)

響(――あとは、それごと右手を壁に叩きつけて……)

響(――その痕が、あの……事務所のテレビみたいな穴……?)


響(――あんなの、人間が喰らったら……)



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