過去ログ - 兎娘「私と子作りしてくれませんか?」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:38:54.07 ID:acniJgp+0
兎娘「私と子作りしてくれませんか?」
男「……は?」
今俺の目の前にいるのは低身長で茶髪なバニーガール。
そのバニーガールから突然の交尾を求められ、俺は凍りついた。
拗れて固まった思考回路を再び動かすために、とりあえず俺は状況を整理することにした。
一体どうしてこんなことになったのか……。
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2
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:42:26.98 ID:acniJgp+0
…………
男「ふぅ〜。今日も疲れた」
いつものように仕事からアパートに帰ってきた俺は風呂に入り、コンビニで買ってきた弁当を食べながらテレビを見ていた。
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:43:29.91 ID:acniJgp+0
俺「ん?」
そこにソファーの上に置いてあった携帯から着信音が鳴り、そのバイブがソファーの表面を叩いた。
それは俺の変化ない日常に割り込む。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:45:23.84 ID:acniJgp+0
男「もしもし…母さん?」
母「もしもし男?今年も野菜収穫したから送っといたわよ。明日には届くと思うから…」
男「ああ分かったよ。ありがとう母さん」
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:46:34.14 ID:acniJgp+0
母「で、あんた…いい加減いい人できたんでしょうね?」
男(はぁ、始まったよ…)
母は俺が大学を卒業して就職してから電話の度にほぼ毎回この話題を振ってくる。
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:49:00.27 ID:acniJgp+0
男「はぁあ〜、勝手だなぁ」
仕事が忙しいのは嘘ではない。だがそんな毎日残業というほどではない。
男「しっかし、出会いがないよな〜出会いが…」
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:49:43.24 ID:acniJgp+0
次の日の仕事の昼休み。俺が一人昼飯のパンをかじっているところに同僚が来た。
同僚「ちょっと男くん聞いてよぉ〜」
男「んあ?どうしたんだ?」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:50:58.15 ID:acniJgp+0
同僚「だってさ〜彼、仕事上がりの平日の夜に普通に『今日家に来ないか?』とかメール飛ばしてくるんだよ?マジありえなくない?」
ここだけ聞くと確かにその彼氏の方が悪いように聞こえるがどうせ最初に誘ったのはこいつからだろう。
こいつはいつもそうだ。自分から男に近づいて、飽きたり自分のいいようにならなかったりするとすぐ別れる。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:52:16.48 ID:acniJgp+0
同僚「あっ、男くん今なら自分にもチャンスがあるとか考えてるでしょ?」
男「はぁ?考えてねーよそんなこと」
同僚「素直じゃないな〜…いいよ。今私フリーだし、今度一緒に飲みにでも行こうよ」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:53:54.15 ID:acniJgp+0
帰り道、昨日の母との会話と今日の同僚との会話が頭の中でぐるぐるとリピートされていた。
下を向いて歩きながら一人、妙な苛立ちにじわじわとまとわりつかれる。
男(どいつもこいつも相手さえいりゃそれでいいってか?)
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:55:26.91 ID:acniJgp+0
アパートの階段入り口付近に茶色い毛の動物がぴょこぴょこと跳ねる後ろ姿を見た。
男(なんだあれ…?猫…じゃないよな…尻尾も短いし)
そもそも猫は前進するのにいちいち跳ねることはない。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:56:34.11 ID:acniJgp+0
このまま此処にいられても迷惑なので扉を一瞬だけ開け玄関に素早く入り、扉を閉める作戦をとることにした。
下に視線を送ると、茶色い毛玉の中の黒い瞳が俺をジッと見つめていた。
男「悪いけど人様のペットに餌をやる事はできねーよ。お前は家に帰れ」
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/18(水) 22:57:43.52 ID:acniJgp+0
男「はぁ…なんなんだよお前は」
その後俺も玄関に入り扉を片手で開けて暫く兎が出て行くのを待ったが、兎は出て行く様子がない。
腕も疲れ、仕方なく扉を閉めた。
以下略
14
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/05/18(水) 23:19:15.16 ID:pMvM8B6ko
大変興味深い
15
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/05/19(木) 00:04:09.21 ID:0ElEL+yMo
いいぬ
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:26:33.75 ID:MEyWoj4H0
俺(なんだこの可愛い子…引き込まれるっつうか)
俺(ってそうじゃなくて!)
俺「なんだよこれ…ドッキリ…?カメラでもあんの?」
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:27:27.37 ID:MEyWoj4H0
兎娘「ここまで見たからにはあなたには私たちの実験に協力してもらいます」
男「実験……?」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:28:36.44 ID:MEyWoj4H0
テレビの前のソファーに座り、机を挟んで二人向き合う。
兎娘「私は兎娘と申します。未来から来ました研究員です」
男「未来兎か…」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:29:37.26 ID:MEyWoj4H0
ゴクリと唾を飲み込むと条件反射かベタに心臓が大きな音を立てて鼓動を打つ。
しかし、次に聞く内容で汗は一瞬で引っ込み俺は凍りつくことになる。
兎娘「私と子作りしてくれませんか?」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:30:43.69 ID:MEyWoj4H0
兎娘「あの…早く…」
男「い、いやちょっとまて。おかしいだろ。もうちょっと詳細をくれ」
これまた勢いで詳細を求めてしまった。
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/05/19(木) 04:31:49.91 ID:MEyWoj4H0
兎娘「仕方ありませんね。では、私たちの実験の計画をお話しましょう」
兎娘「私たちがあまり強い種族ではないことはご存知ですよね」
兎娘「なので私たちはその分たくさんの子孫を残すことで繁栄してきました。すぐ死んでしまうならたくさん増やそうという寸法です」
以下略
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