2:名無しNIPPER
2016/05/19(木) 20:30:06.27 ID:7XYHfPjz0
いつも一人ぼっちだった。
小学校中学校と人の友達はいなかった。
淋しいといえば淋しい。淋しくないといえば強がりだ。
いつも一人ぼっちなのは環境のせいだ。そう思っていた時期もあった。
だから地元を離れてもっと都会の学校に通ったら変わると思った。
だが現実はそれほど甘くない。結局変わらなければならないのは自分だった。
いつも一人。他人の談笑が気になってしまう。二人組の合図は自分にとっては一人組。
それどころか。都会に出てから一人暮らしを始めたので家族すらいない。
一人で読書をしているやつを見るとシンパシーを感じ、家に帰れば一人ぼっちと自覚する。
変わりたい。だけど自分から何かをする勇気なんかない。
もし誰かが手を伸ばしてくれるなら迷わず取ろう。
そんな甘い考えは起こるはずもないだろう。
そう思っていた。
P「すみません。ちょっと話を聞いてもらていいですか? まずは本題から。アイドル、やってみませんか?」
輝子「………フヒ?」
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