37:名無しNIPPER
2016/05/23(月) 00:47:01.15 ID:0q0Gn0Lt0
加蓮「本当に、心配かけてごめん」
輝子「別に、私は気にして、ない…! ただ、心配しただけで」
加蓮「最低だね。私って。こんな大事な時に限って倒れて。ほんと、何してるんだか」
輝子「加蓮ちゃん」
加蓮「本当に、もう、布団にくるまってる自分が情けなくて。涙があふれてしょうがない」
輝子「えっと、えっと……よしよし」
加蓮「輝子?」
輝子「大丈夫。大丈夫だよ加蓮ちゃん。誰も、加蓮ちゃんを責めてなんかいないから」
加蓮「でも、でも」
輝子「私たちは、ほら。アイドルなんだから、笑顔じゃないと、な。ほら、指を口にして、イ〜ッ」
加蓮「……プッ。輝子。その笑顔。すごい引き攣ってるよ」
輝子「そ、そうかな。でも、泣くよりはいい。泣くのは、LIVEが終わってからがいい。ファンのみんなは、加蓮ちゃんを待ってるんだよ。泣き顔なんて、似合わないよ」
加蓮「……うん。輝子の言う通りだね。本当に、泣くのは全部が終わってからでいいよね」
P「加蓮。もうそろそろ準備をした方がいい。いけるか?」
加蓮「行けるよ。準備万端。それと」
P「ん?」
加蓮「私はまだ泣かない。ファンのみんなのために。だから頑張るよ。Pさん」
P「……ああ。いい心構えだ」
加蓮「それに輝子」
輝子「何?」
加蓮「ありがとう。行ってくるね」
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