40:名無しNIPPER
2016/05/23(月) 01:40:51.76 ID:0q0Gn0Lt0
輝子「どこに行ったんだろ」
キノ子『あの流れからして人のいるところには居ないよねぇ』
輝子「でもほとんど見て回って…」
キノ子『どうしたの?』
輝子「一部屋だけ。普段は入ることのないけど、隠れるにはうってつけの場所…衣裳部屋。行ってみよう」
キノ子『ついたね』
輝子「結構、人目につかないんだけど…あ」
加蓮「あ、輝子。みっともない所見せちゃったね」
輝子「Pになんて言われたの?」
加蓮「別に。好きだって言って、お前はアイドルで俺はプロデューサーだー。応えることはできんーって」
輝子「それだけ?」
加蓮「それだけだよ。でも後悔なんてしてない。この気持ちを内に秘めたまま何もしないなんて私らしくないし。Pさんは困惑してるだろうなー。今度からどう接したらいいかって悩んでそう」
輝子「うん。まさにそれ。でも、別に無理しなくていいよ。私だって、関係、ないわけじゃないし」
加蓮「別に無理なんて、してないこともないけど。辛くないって言えばウソになるけど」
輝子「隣、座るね」
加蓮「……」
輝子「辛い時は…一緒にいる。一応、加蓮ちゃんの親友のつもり…ですから」
キノ子『輝子…』
輝子「加蓮さんがわたしをどう思っているかはわからないけど…私は親友のつもりでしてわっ」
加蓮「ごめん輝子。少しだけ肩貸して」
輝子「加蓮ちゃん…」
加蓮「大丈夫。一人で立ち上がれるから」
輝子「…」
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