44:名無しNIPPER
2016/05/23(月) 02:13:18.19 ID:0q0Gn0Lt0
P「おい、大丈夫か? 俺がわかるか?」
輝子「あ、P。聞こえない…きこえない」
加蓮「聞こえないって、何が?」
輝子「親友たちの声…ほら、そこのキノコは世話好きでいつもお小言を言ってくる…そこのキノコはかなりやんちゃ盛りで口も悪くて…そこのキノコは」
P「オイオイ輝子。キノコが喋るわけないだろう。みんな心配してたんだぞ。一回外に出て」
輝子「行かない…行かない…! 親友たちから…離れない。親友たちに淋しい思いは…させない」
P「行かないって。ずっと引きこもってるわけにもいかないだろ。出るぞ」
輝子「いやだ…! 間違いだった。私には親友がたくさんいたのに、ないがしろにして…別の友達を作った。加蓮ちゃんとPを親友だと思って、淋しい思いをさせたから、みんないなくなった。もう、どこにも行きたくない」
P「しょ、輝子! 何馬鹿なこと言ってんだ、キノコが親友って、しゃべるわけ」
加蓮「待ってPさん。少し落ち着いて」
P「ッ…」
加蓮「ここは私に任せてくれない。Pさん相手に話しにくいこともあるだろうし」
P「…わかった。少しだけ席を外す。アパートの前にいるからな」
加蓮「ありがとう…輝子」
輝子「…」
加蓮「隣、座るね」
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