過去ログ - 美城常務、スカウトされる! の巻
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54:名無しNIPPER
2016/05/20(金) 20:07:22.28 ID:HKWhUDtFo
公園化粧室内


美城「まぁ、こんなものか」

服装は兎も角、髪型と化粧は勤務時のそれと同じに出来た筈……

しかし

美城「……うーむ」

人違いに見える程の変化の度合いが在るとは思えんのだが……

やはり、阿呆の上に節穴だということか

……まぁ、私が嘆いても詮ない事か

それより今は、ネタバラしだな

なんとか彼に気付かれずに近付いて、話し掛けたいのだが……

……取り敢えず、覗いてみるか

そう思い立つと、私は手洗いの出入り口まで移動し、そっと外の様子を探ってみる

美城「……いけそうだな」

幸い、彼が座るベンチはこの手洗いに対して背を向ける様に設置してある

つまり、気付かれずにここから出さえすれば、彼の後方から近付く事が出来るという事だ

距離もそう有る訳でもない

美城「……行ってみるか」

そう心に決め、そろりそろりと私は歩き始める


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