過去ログ - 【二次創作聖杯戦争】Pastime　Game　３８【募集鯖鱒】 -SS速報VIP

過去ログ - 【二次創作聖杯戦争】Pastime　Game　３８【募集鯖鱒】

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573: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2016/07/10(日) 22:35:42.26 ID:m/vl6QMT0
【２３：００付近からプロローグ開始します】

574:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 22:53:15.93 ID:/ybozp8xO
今日はプロローグだけかな？少しは進めたかったけど

575: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2016/07/10(日) 23:05:01.36 ID:m/vl6QMT0
【プロローグ】

――――私は考える。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ξξξξξξξﾐ=、

576: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2016/07/10(日) 23:06:43.79 ID:m/vl6QMT0
いや、理由は簡単だ。商売に訪れた地方都市、神屋、商談もうまくまとまり宿に帰ろうとした夕暮れ。
気まぐれで通った住宅街で一人の女性とぶつかったのだ。慌てたように謝るその女性、その表情が今にも泣きそうだったのが、どうにも見過ごせなくて。
私はついどうしたのかと聞いてしまったのだ。まったく、今思えばお人よしにもほどがある。

聞いてみれば彼女の娘がいなくなったのだという。私もこの街に入って聞いた話だが、このごろこの街では同様の事件が増えているらしいのだ。

以下略

577: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2016/07/10(日) 23:10:03.58 ID:m/vl6QMT0
――――私は考える。

「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

それは理由にならないのだと。人ならば、善を為さなければならないのだと。

以下略

578: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2016/07/10(日) 23:13:00.64 ID:m/vl6QMT0
左手にジリリとした痛みが走る。呪いの類でなければいいが、と左手を見ると奇妙な痣が浮いていた。

気づけば私の前に一人の男が立っている。
術者とは別の誰か。どこか堂々とした覇気を感じるようなその姿。
この男はきっと人間ではない、私は直感していた。たとえ人間だとしても、それを認めるわけにはいかない。

以下略

579: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2016/07/10(日) 23:14:17.58 ID:m/vl6QMT0
呆然とする私に、スーツを着た胴体から噴き出た血液が私に降りかかってくる。

どしゃりとスーツが人形のように倒れ、血が地面を濡らしていく。
慌てて駆けだそうとする私を男が止め、にこやかに笑いかけた。その顔にはどういうわけか一切の返り血が付いていない。
そして男は笑顔を浮かべたまま、私に告げた。男の手が私を止め、スーツはおそらく助からないだろう。

以下略

580:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 23:15:21.98 ID:/ybozp8xO
ああ外道紳士っぽいぞ…

581:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 23:17:03.61 ID:2z/5yQZso
おつー

相性クソ悪そうなんじゃが…
上手い事手綱握んないとな

582:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 23:17:08.91 ID:eXfRp4ONo
なんというか悪の美学を語る見てくれ紳士っぽそうだ

583:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 23:17:34.48 ID:eEuPlqRno
怪物、丸呑み・・・ハッ、サメか！

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