過去ログ - 雲龍「提督、新生機動部隊はお任せ下さい」 提督「任せた」
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40: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/05/21(土) 22:22:45.89 ID:9WKBAX5x0
提督「食堂に行ってもいいが。どうしたい」

雲龍「いえ、今日は最後まで作るわ。あまり種類は作れないかもしれないけれど」

提督「それでいいさ。大雑把に煮込み料理を作って見て欲しい。皮を剥く、切る、炒める、煮る。いい練習になるんじゃないか」

雲龍「多分だけれど、皮を剥くのは得意だと思うわ」

提督「それはいいことだ。誰かに手伝ってもらうのもいいな」

雲龍「そうね……けどこの鎮守府には時雨は着任していないの」

提督「そうだな。うん? 入ってくれ」

島風「失礼しまーす!」

潮「駄目だよ島風ちゃん。静かにしないと。失礼します」

響「失礼します。司令、話は聞かせてもらったよ」

提督「おぉ、どうしたどうした」

響「雲龍さんが水臭いことを言っていたみたいだったからね。私達が手伝うと具申しに来たんだよ」

提督「そいつは素敵だ」

響「雲龍さん」

雲龍「はい、響先輩」

響「舞鶴の響、佐世保の時雨と言われた私だからね。これはもう殆ど時雨と同じなんじゃないかな」

潮「いや、響ちゃん。その理屈はおかしいよ」

響「そんなことはないよ、潮」

島風「聞かれる前に最速で答えるね。阿武隈さんは北上さんに捕まったんです」

提督「それでお前たちだけで来たのか」

島風「そうですよ!」

響「さぁ、雲龍さん。私達と調理しよう」

雲龍「えぇ、ですが」

潮「あの、できれば、ついてきてください。あっ、すみません……あまりこちらを見ないで……」

雲龍「潮先輩、そんなに畏まらないで」

響「はっきり言うけど、あまり北を舐めないほうがいい。1人で駄目なら2人、それでも駄目なら4人。状況なんて一瞬で変わってしまうんだ、できる限りの戦力で臨まないと」

雲龍「そう。じゃあ、よろしくお願いします」

島風「早く調理室に行こうよ!」

雲龍「……私も被った方がいいのかしら」

島風、潮、響はそれぞれ圧力鍋、タジン鍋、アルミ鍋を被っていた。

潮「汽鍋を用意してあります、はい」

提督「これは……まるで私のために用意されたような鍋ね」

潮「提督。あの、雲龍さんを連れて行きますね」

雲龍「提督、少し席を外します」

提督「うむ。皆、よろしく頼む」

「「了解です」」




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