過去ログ - 雲龍「提督、新生機動部隊はお任せ下さい」 提督「任せた」
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44: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/05/21(土) 22:27:21.91 ID:9WKBAX5x0
提督「それはよかった」

雲龍「はい、何の偶然か妙高さんと鉢合わせてそのままカレー対決が始まりました」

提督「ほう、妙高が。この時間に珍しい」

雲龍「何でも巡洋艦の訓練を極限まで実施していたそうよ。北上さんと大井さんが阿武隈さんを曳航して、那珂さんは両手で誰か2人を曳航していたわ。誰だったのかしら」

提督「……それで今夜は静かだったのか」

雲龍「そうなの?」

提督「そうだ」

雲龍「まぁ、いいわ。妙高さんのあまりの迫力に、恥ずかしながら怯えてしまったわ。あの島風さんもよ、意外ね」

提督「ふむ。それでどうなった?」

雲龍「響さんが前進して口上を述べていたわ。『調理前に阿武隈隊で決めたからね。みんなで勝つと。あなたを目の前にして震えは止まらない。それでもやっぱり闘うって決めたから』。格好良かったわ」

提督「それは格好いいな。妙高は何か言っていたか」

雲龍「どこからでも掛かって来るがいいわ、だったかしら。もはや私の眼には魔王が映っていたわ」

提督「そんなことはないだろうに」

雲龍「けれど、眼が光っていたのよ? シニョンが解けてまるで髪が逆立っているようだったし」

提督「本当か? いや、本当に?」

雲龍「嘘を付いてどうするの。その後はお祭り騒ぎよ。那珂さんが青葉さんを連れて戻ってきて実況を始めたし」

提督「好きなんだろうなきっと」

雲龍「そうね。審査員は比叡さんが務めてくれたわ」

提督「それは公正な判定が下せるな。判定基準は何だったんだ」

雲龍「提督が好む方という題目だったわ」

提督「ははは、それは面白いな。味比べでは甲乙付けられないだろう」

雲龍「えぇ、比叡さんも同じことを言っていたわ。『味に甲乙は付けられません。が、司令はきっとお腹を空かせています。より早く完成させた、ひびきカレーの勝利です!』」

提督「さすがは比叡だな。雲龍は何を担当したんだ?」

雲龍「私は白桃缶をみじん切りにしたわ。得難い機会だったわね」

提督「よかったじゃないか」

雲龍「判定後は皆で両方のカレーを食べたの。うふふ。大勢で食べるのは美味しいわね」

提督「そのとおりだな」




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