過去ログ - 加蓮父「二人の仲は認めん!」 加蓮「えー、だって――」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:03:16.57 ID:FEI6sbVd0
加蓮「―――身体が弱くて籠りがちだった私をアイドルとしてこんなにも変えてくれて、私が中学生の頃に急遽血液が必要になった時たまたま通りかかって、見ず知らずの私に快く血液を提供してくれて、お父さんの出世が掛かった大事な資料をなくした時に警察に届けてくれて、お母さんがひったくりに会った時に自分の危険を顧みずに取り返してくれたのがPさんだってわかったのに?」

加蓮P(以下、P)「いやぁ、まさか全部加蓮の家に関係していたとは・・・」

加蓮父(以下、父)「それでもだ・・・」


・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすみません

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:04:26.91 ID:FEI6sbVd0
加蓮「えぇ〜・・・Pさんのお父さんが実はお父さんの親友で、
『いつか子供ができたら結婚させような!』とまで約束を交わし、
Pさんのお母さんは私が幼稚園の頃に川で溺れて死にかけた時に
助けてくれた先生だってわかったのに?」

以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:05:18.66 ID:FEI6sbVd0
加蓮「私が入院していた病院なんだけど・・・あれ、Pさんの叔父さんがやってる病院なんだって」

父「えぇ〜・・・」

P「まさか叔父さんの病院に入院してたとはな・・・驚いたよ」
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:06:09.89 ID:FEI6sbVd0
カチャ・・・

加蓮母(以下、母)「お父さん・・・」

父「母さん、いま大事な話をしているんだ・・・」
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:06:35.93 ID:FEI6sbVd0
母「そういえばこの前お義父さんが餅を喉に詰まらせた時に処置してくれた救急隊の方って・・・」

父「P君と関係してるんだろ!? ありがとね、親父の餅取ってくれて!!」

P「いえ、身内にはいないので関係ないかと・・・」
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:07:30.04 ID:FEI6sbVd0
加蓮「まだ認めてくれないの?」

父「あぁ・・・」

加蓮「私達が二人で歩くと小鳥たちが囀るし・・・」
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:08:25.59 ID:FEI6sbVd0
加蓮「この前、Pさんと一緒に相性を占って貰ったんだけど・・・」

父「お前アイドルだろ・・・」

加蓮「あまりにも二人の相性が良すぎて、占い師のお婆さんが泡噴いて倒れちゃったんだよね」
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:09:00.87 ID:FEI6sbVd0
カチャ・・・

加蓮祖父(以下、祖父)「さっきから何を騒いでいるんだ」

加蓮「あ、おじいちゃん・・・」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:09:33.92 ID:FEI6sbVd0
加蓮「誰に?」

祖父「君の親戚にQという人はいないか・・・?」

P「私の母方の祖父ですが・・・ご存知ですか?」
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:10:01.33 ID:FEI6sbVd0
加蓮「どうしたのおじいちゃん!?」

祖父「・・・あいつは私を庇うために、自ら囮となって敵陣に駆けていった。そして帰って来ることはなかった・・・」

祖父「てっきり死んだものかと・・・」ウゥ・・
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:10:31.55 ID:FEI6sbVd0
P「祖父も会いたがっています。今度私と一緒に会いに行きませんか?」

祖父「あぁ・・・ありがとう」

加蓮「良かったね・・・おじいちゃん」グスン・・・
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:10:57.60 ID:FEI6sbVd0
加蓮「これでもまだ認めてくれないの?」

父「う、う〜ん・・・」

加蓮「なんでっ!? 今までの話聞いてたでしょ!?」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:11:26.13 ID:FEI6sbVd0
P「現実は小説よりも奇なり・・・ですよ、お義父さん」

父「奇が主張しすぎなんだよ!・・・あと、お義父さんって呼ぶんじゃない!!」

P「困ったな・・・」
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:11:59.20 ID:FEI6sbVd0
父「そうだな・・・まず、次男であること。長男の嫁は大変だとよく聞くからな」

P「あ、僕次男なんで大丈夫d・・・父「次男と言っても、三人男兄弟の次男であること」

P「あ、下には弟もいるので大丈夫d・・・父「三人兄弟の次男と言っても、長男が結婚してなければ意味はないぞ!!」
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:12:50.72 ID:FEI6sbVd0
父「はぁ、はぁ・・」

P「・・・呼びましょうか?」

父「!?」
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:13:30.49 ID:FEI6sbVd0
――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
―――――――――――――――

P「いやぁ〜、お義父さんに認めてもらえて良かったよ」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:14:07.94 ID:FEI6sbVd0
加蓮「私とPさんの子供だから、すごい力とか持ってたりしてね!」

P「どうかなぁ〜、俺は元気に育ってくれればなんでもいいや」アハハ!


以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:14:44.48 ID:FEI6sbVd0
母「お父さんったら、ちょっと前までは猛反対してたのが嘘みたいね」

加蓮「でも、結果的には許してくれたから良かったよ」


以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:15:17.64 ID:FEI6sbVd0
加蓮「ちょ、p笑いすぎ」

母「な〜ぜか、お父さんにすごく懐いてるのよね〜」

加蓮「でも、こうやって面倒見てもらえると助かるよ」
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:16:01.27 ID:FEI6sbVd0
p「・・・」

父「あ、ごめんねpちゃん! いないいな〜い・・・ぶわぁぁぁぁ!!」

p「・・・キャッキャッ♪」
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 15:19:10.98 ID:FEI6sbVd0
短いですが終わりです。ありがとうございました!
書き溜めをコピペしただけなので、見づらくなってしまいました
すみません・・・


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