過去ログ - 「ねえプロデューサーのこと、好きだった?」
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5: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:22:55.14 ID:/gzFMeqhO
「よろしくね」

念を押すように、今度は私の手を握りしめながらもう一度言った。

その、まるでメロドラマにでも出てきそうな芝居がかった女の仕草に私は辟易した。
以下略



6: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:25:15.76 ID:/gzFMeqhO
しばらくの間、沈黙があった。

気だるい大気の中に混じって、遠くから子どもたちの声が聞こえてくる。

「もう時間?」
以下略



7: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:34:29.64 ID:/gzFMeqhO

「ねえプロデューサーのこと、好きだった?」

「知ってたくせに」

以下略



8: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:38:50.78 ID:/gzFMeqhO



あぁ、彼女をこのまま地面に叩きつけることができたら。

以下略



9: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:41:50.32 ID:/gzFMeqhO
けれども私はそうしなかった。

私は彼女の母親とは違う。

甲高く泣き叫ぶ彼女は、空から地表に降ろされるのと同時に、母親の女の元へと走っていった。
以下略



10: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:46:09.04 ID:/gzFMeqhO

未来?

そんなものが果たして自分にあるのか甚だ疑問ではあったが、ともかく私は泣き叫ぶ彼女の手を無理やり引いて歩き出した。

以下略



11: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 22:49:46.57 ID:/gzFMeqhO

テレビゲームで私に負けたとき


オーディションに落ちたとき
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 22:51:01.92 ID:MDNe8r9WO
(よくわからんが亜美真美のSSなのかな?)


13:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 23:23:42.99 ID:tZySI7u+o
ぽいね


14:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 23:24:36.59 ID:L0RPk6G2o
城ケ崎姉妹かと思ったが、双海姉妹ぽいな


15: ◆4D9KaTFs/I[saga]
2016/05/21(土) 23:45:56.83 ID:/gzFMeqhO
おわりです。

ありがとうございました。

亜美と真美の話でした。


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