16:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 12:38:15.66 ID:cJnO2bq10
「詳しいんだな、星に」
いつの間にか声に出していたみたいで、指摘された瞬間、顔がかあっと熱くなっていくのがわかった。
ただただ恥ずかしくて、空も、Pさんも見れなくなって、地面に目線を落とすと、ふたがされたみたいになにかしゃべることができなくなった。
そんな私に気づいたのか、それとも気を使わせたのか、代わりにPさんが言葉を紡ぎはじめる。
「俺はよく知らないから、星々にどんな物語があるのかわからないけど、凛とした清白に輝くあの星がまるで君だって、意味もなく言いたくなった」
おとめ座の一等星で、別名は真珠星と言って、それを知ったら、やっぱり君だよって、嬉しそうに笑うのかな。
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