30: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 12:59:16.90 ID:0aQoxZ1l0
  
 奏「そこで、『まあ次も呼んでやるからありがたく思え』って言われたの。内心はもちろんお断りだけど、“お仕事だもの、しょうがない”……って思ってたら、“ウチの事務所から他にも誰か出せないか”って」 
  
 ありす「……」 
  
31: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 12:59:44.12 ID:0aQoxZ1l0
  
 奏「それを聞いたディレクターは……、今度はありすちゃんについて、いろいろ言い始めてね」 
  
 ありす「……」 
  
32: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:00:30.82 ID:0aQoxZ1l0
  
 奏「……フレデリカの顔を見たら、……今までに見たことのないような表情で。すぐに手を引こうと思ったその時だった」 
  
  
  
33: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:01:19.27 ID:0aQoxZ1l0
  
 奏「まあ、この先を詳しく伝える必要はなさそうね」 
  
 ありす「それが……フレデリカさんの言ってた“口論”……」 
  
34: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:01:46.69 ID:0aQoxZ1l0
  
 ありす「……お話、ありがとうございました」 
  
 奏「構わないわ。むしろ、辛い言葉を聞かせちゃってごめんなさいね」 
  
35: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:02:16.39 ID:0aQoxZ1l0
  
 ―――――事務所・ルーム――――― 
  
 フレデリカ「……」ボーッ 
  
36: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:02:51.21 ID:0aQoxZ1l0
  
 ありす「あなたは大馬鹿者です!!!」 
  
 フレデリカ「!」ビクゥ 
  
37: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:03:18.35 ID:0aQoxZ1l0
  
  
 フレデリカ(ありすちゃん、怒ってる……) 
  
 フレデリカ(ウソついちゃったからかな……?) 
38: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:03:55.05 ID:0aQoxZ1l0
  
  
  
  
 チュッ 
39: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:04:25.14 ID:0aQoxZ1l0
  
 フレデリカ「……」 
  
 ありす「……」 
  
40: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/05/22(日) 13:04:51.32 ID:0aQoxZ1l0
  
 ありす「私のせいで凹んでるようで癪だっただけです」 
  
 フレデリカ「あ……」 
  
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