過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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122: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 20:46:30.08 ID:yJ1LLL3K0
――雪ノ下家

 陽乃さんの遠隔操作のもと、デロリアンで雪ノ下家へとやってきました。ところどころ改造しているせいか、ヤンキーの車に見えて超目立ってます。はずいです。
 そのゴツい車体とは裏腹に、中からはうら若き女子高生が降り立ちます。周りから「えぇ……」って声が聞こえてきそうです。いや、聞こえてます。
 さすがに制服は着ていませんが、それでも職質されたら免許証的にアウツなのでちゃっちゃかと屈光カーテンを被り、姿を隠します。

 見よ! この微に入り細を穿ちたる用意周到さ。私に抜け目はないのです。ちなみにまわりは突如として女の子が消えたことでザワついてます。あら、うっかりさん。

陽乃「なに目立ってんのさ」

娘「ま、まぁ明日にでもなれば都市伝説になってるだけです。もうまんたいです」

陽乃「娘ちゃんみたいのがいるから都市伝説は絶えないんだね……」

 やれやれと陽乃さんがため息をつく。また千葉に七不思議ができてしまったようです。おや、もしかして年末の特番に出れるチャンス?
 ふとこの世界を裏で支配している団体に思いをはせていると、陽乃さんが通信機で小突いてきました。

陽乃(なにボーッとしてるの)

娘(いや、ちょっと1ドル札に隠された秘密をですね)

陽乃(そんなことより、塀を上るなら裏口から3m離れた塀のところが穴場だから、そっちへ向かうよ)

娘(うっす)

 陽乃さんのスルースキルが半端ないです。さすが、比企谷親子二代を相手にしてるだけありますね。



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