過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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157: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:12:24.55 ID:FNh+H8Zv0

陽乃「前回は家の事情でパーティに参加できなかったから、二人の付き合い始めを見てないんだよね。二人はどうやって付き合ったか知ってる?」

娘「そういえば、プロポーズの話はよくお母さんがしてくれますけど、そこらへんの話は聞いたことありませんね」

陽乃「あれ、プロポーズの話は知ってるの?」

娘「ええ。お母さんがよく、いじわるそうにお父さんの前で話してくれますよ。話が始まると大抵、お父さんは書斎かブックオフへ逃げちゃいますけど」

陽乃「雪乃ちゃんもやるねぇ。まぁ君のお父さんは結構シャイだから、そういう話はしてくれないかもね」

 陽乃さんが懐かしむように言いました。確かに、お父さんから2人のノロケ話は聞いたことがありません。いや、聞きたくはないですけどね。
 ただ、友達のお父さんから間接的に聞くことはあります。さんざんプロポーズの練習に付き合わされたとか、その前夜は緊張で寝れないからと朝まで飲まされたとか、愚痴の類いですけど。

娘「ちなみにお父さん、私がプロポーズのセリフを陽乃さんに話しちゃったって言ったら、絶望にうち震えていましたよ」

陽乃「……やっぱ昔いじめすぎたかなぁ」

娘「それなら今度、仲直りのしるしに菓子折り持ってウチにきてくださいよ」

陽乃「どうせ娘ちゃんがぜんぶ食べちゃうから却下」

娘「ちっ」

 うまく誘導できたと思ったのに、あっさりと看破されてしまいました。せっかくおやつが増しましになるチャンスだったのに。
 ちなみに、人の菓子折りを勝手に食べちゃうのは比企谷家の伝統芸です。ソースは小町おばさん。




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