過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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163: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:18:42.97 ID:FNh+H8Zv0

――パーティ会場前  18時30分 落雷まで残り2時間50分

 人混みをかき分けながら、ようやく会場へと到着しました。
 会場は、役所が管理している小さなホールです。周りには別棟も建っています。
 入口近くでは待ち合わせをしているのか、私以外にもたくさんの生徒が思いおもいにたむろしています。

 けっ、みんなリア充してますね。なにが悲しくてお父さんとデートしなきゃならんのでしょうか。しかも遅れてるし。
 未来だったら、1分でも遅刻したら即帰ってます。そしてデラックスチョコレートパフェを持ってこいと要求するまであります。

 そんなこんなで愚痴をこぼしていると、ようやくお父さんらしき人影が見えてきました。

八幡「はぁはぁ……わるい、遅れた」

娘「いえいえ、私もちょうど来たところです」

 ある意味、もはや様式美となっている返答をします。ここで、ほんとに待ったんだからぁとか言っちゃうのは、ガチで付き合ってる勢です。
 そんなこと言っちゃうと、その後の展開は『このぉ☆』『やだぁ☆』みたいなイチャラブ展開にしかならないし、それを実の父とやるとかマジで勘弁してくださいなのでやりません。

 ちなみに話を聞いてみると、どうやら今日のコーディネートに時間をかけ過ぎてしまったようです。
 いつもは妹さんに手伝ってもらっているらしいのですが、今回は一切手伝ってくれなかったので、自力でなんとかしたとのことでした。
 ……私、未来に帰っても無事に小町おばさんと会えますかね……?




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