過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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191: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:47:07.42 ID:FNh+H8Zv0

――医務室 残り30秒

雪乃「……比企谷くんは、ここを出たらあの子に告白するの?」

八幡「ああ。ま、さっき置いてけぼりにさられちゃったから望み薄だけどな」

雪乃「そう……」

八幡「雪ノ下……?」

 俺の問いかけに、彼女は何かを言いたげに口を開いては、しかし声には出さず、逡巡としていた。


――残り20秒


 しばらく経つと、ふっと彼女の顔に笑みが浮かんだ。それは自然な笑みというよりは、いたずらっぽい笑みだった。

雪乃「あなたは、勝算はないと踏んでいるの?」

八幡「まぁ、な」

雪乃「なら、応援のしがいがないわね、ほんとに」

八幡「へっ。どうせあったって、お前は応援なんかしないだろ」

雪乃「そんなことないわよ。応援してあげるわ。口だけならどうとでも言えるもの」

八幡「正直に言っちゃうなよ。ウソでも心を込めましたって言ってくれよ」

雪乃「あら、ならいらないの?」

八幡「……まぁ、もらえるなら嬉しいだろうな」




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