過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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2: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/22(日) 21:34:52.57 ID:ZGeaKk6G0

 とある夏休みの一日。何度寝かの後、ふと目が覚め、私は起き上がりました。

 長い髪をかき上げ、頭をぽりぽりとかいて時計を見ると、朝の11時。ちょうどいい時間です。

 遅い朝食をとりにリビングへと下りていきます。センサーが反応して扉が開くと、奥の方からテレビの音が聞こえてきました。

 どうやらつけっぱなしのようです。恐らくお父さんのせいだな。

 テレビではご意見番らしき専門家が、超新星なんたらが輝きを失い、ブラックホールへ変わるだろうと説明しています。太陽が一つに戻ったとのことでした。

 ――そういえば、確かに暑くないかも。ためしに家のカーテンを開けてみます。

 嘘です、めっちゃ暑いです。昨日と変わらない暑さに辟易して、私はカーテンを閉めて熱気が入ってくるのを防ぎます。

 これはしょうがないですね。こう暑い日は、家でごろごろしてるに限ります。

 超新星なんたらを観測する科学者だって、クーラーの効いた研究室でディスプレイ越しに観測している時代です。

 つまり、朝から涼しい部屋にこもる私は、研究者たる素質を十二分に兼ね備えた金の卵、エリート女子高生なのです!



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