過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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26: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/22(日) 22:01:07.69 ID:ZGeaKk6G0
陽乃「もう忘れたの? 娘ちゃんは未来人だから、この時代じゃ保険証も身よりもない謎の人物になってるんだよ」

 そういえばそうでした。私はこの時間軸には存在しないから、保険証は効かないし住所も持ってないし、なんだったら戸籍もないので税金を払わなくていいのです! 
 やったラッキー!
 心の中で税務署職員に中指立てて勝利宣言をしていると、部屋の扉が開かれました。

陽乃(おっとやばいやばい。じゃあ私はポシェットの中に隠れてるね)

 そう言うと、通信機はポシュッと音を立ててポシェットの中に入っていきました。
 そして入れ替わるように、若かりし頃のお父さんがぬっと顔を出して入ってきます。

八幡「お、起きたか」

娘「はい。この通り」

 手を広げ、無事だということをアピールしてみます。

八幡「さっきも言ったけど、ほんとにすまなかった。助けてもらった恩があるのに、仇で返すような結果になっちまって」

娘「ん? さっき?」

 私が首をひねると、ポシェットから顔を出した通信機が肩まで登ってきました。



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