過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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59: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:22:56.23 ID:TTgq7ohr0
――放課後 

 帰りのホームルームが終わり、銘々が席を立っていく。

八幡(そろそろいくか)
以下略



60: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:24:00.62 ID:TTgq7ohr0

結衣「じゃあ行こっか。今日はヒッキーに聞きたいことがたくさんあるから、覚悟してね?」

八幡「いや、覚悟とか間に合ってるんでそういうのはちょっと……」

以下略



61: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:24:39.71 ID:TTgq7ohr0

 そんな俺の心配などどこ吹く風とばかりに、彼女は上機嫌に階段をのぼっていく。そして部室まで歩いていき、その扉を開けた。

結衣「やっはろー」

以下略



62: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:28:31.34 ID:TTgq7ohr0

雪乃「さて、比企谷くん。洗いざらい話してもらいましょうか」

 紅茶と茶菓子とボイスレコーダーが机に置かれ、雪ノ下にさぁと促される。あれ? 会話って録音しながらするものだっけ?
 とりあえずボイスレコーダーはしまってもらうと、、俺はひとつ咳払いをしてから話した。
以下略



63: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:29:59.65 ID:TTgq7ohr0

 前のめりになる二人をどうどう、とおさえる。
 ……いや、あれですね。こうして前のめりになると二人の違いがよく分かりますね。いや、ナニとは言わないけど。

結衣「……ヒッキーどこ見てんの」サッ
以下略



64: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:30:54.34 ID:TTgq7ohr0

 俺は目線を横に逸らし、雪ノ下の冷気から逃げるために話題を変える。

八幡「あ、でも苗字なら知ってるぞ」

以下略



65: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:31:54.69 ID:TTgq7ohr0

八幡「いや、ほんとうにその子が言ってたんだよ。比企谷って」

雪乃「とぼけるのもたいがいにしなさい。どこの世界に好き好んで比企谷くんと同じ苗字を名乗る女子がいるの!」

以下略



66: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:33:21.87 ID:TTgq7ohr0

結衣「でも、ヒッキーが恋かぁ……」

八幡「……なんだよ」

以下略



67: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:35:10.39 ID:TTgq7ohr0

八幡「彼女を看病した時に自分でも驚くほど母性というか父性本能が働いたんだ。こんなにも守ってあげたいと思ったのは小町と戸塚以来だから、これぞ真実の愛に違いない」

雪乃「審査基準が妹さんと男の時点で信頼性がゼロなのだけれど」

以下略



68: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/05/28(土) 21:37:30.15 ID:TTgq7ohr0

 いつのまにか二人のガールズトークが始まったので、賢明な俺はステルスヒッキーとなって読書タイムに入る。
 
 ちなみに、トークの話題は今週末にある生徒会主催のパーティのようだ。これはあのあざとい会長の発案ではなく、前々から行われているらしい。

以下略



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