8:名無しNIPPER[saga]
2016/05/23(月) 00:10:26.90 ID:grmWURQOO
亜美「……ねえやよいっち、ちょびっとだけ休憩にしない? 私、小腹が空いたかなーって」
やよい「気合い入れてやらないとまた赤点取っちゃうよ? 『勉強教えて』って言ってきたのは亜美でしょ? まずは区切りのいいところまでやっちゃおうよ」
亜美「うぅ……し、しかしですな」
私はさっきの問題を改めてじっと見つめたが、xやらyやらといった無機質な文字と心を通わせることは、やはり難しそうだった。
やよい「この場合は、ほら、この公式を使って……」
やよいっちがこんなに親身になってくれてるというのに、私のこの体たらく。
自分が情けなくなってくる思いだよ。
言われた通りに私がつらつらと式を書いて(ただ書き写しているだけとも言う)いると、事務所の扉が開く音がした。
春香「お疲れ様、二人ともー。クッキー作って来たよ! お茶にしない?」
亜美「おお、はるるん! 我が心のオアシスよ……」
やよい「仕方ないなぁ、もう」
はるるんの登場でひとまず勉強会は休憩になり、そのままお茶会へと移行した。
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