過去ログ - 千歌「前から思ってたんだけど廃校の原因ってさ?」
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101:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 00:27:33.04 ID:NF39217i0


ダイヤ「真っ白な世界………」



ダイヤ「ここは……どこでしょう?」



ダイヤ「あぁ、そうでしたわね…私はルビィを庇って死んだのでした……」




《死んでなんかいないわ。まぁ…今はその境目なんだけどね……》カミノケクルクル



ダイヤ「!?!?」




《驚かせてしまってごめんなさい?でも安心して。私たちはあなたの味方だから》




ダイヤ「この声、聞いたことが……まさか!?」



《あなた…いえ、ダイヤさん。学校はうまくいってる?》



ダイヤ「………」



ダイヤ「…いえ、私の軽はずみな発言から部を乱しただけでなく世界中を変えてしまい……挙げ句の果てにこんなことになってしまいました……妹やみなさんの健全な未来を奪ってしまったのです……廃校を止めるどころか世界を破滅に導いてしまって……私は生徒会長…いえ、人間失格です」




《……………》



《驚いたわ……実は私もね、ダイヤさんと同じ廃校危機にある学校の生徒会長で妹を持つスクールアイドルだったの》



ダイヤ「!?」



ダイヤ「やはり…」



《三年生として、生徒会として……生徒会長としてその廃校を救うために動こうとしていた。だから廃校阻止を掲げて活動するスクールアイドルを、所詮アイドルの真似事に過ぎないって最初は毛嫌いしていたの。大好きな妹がその歌を楽しそうに聴いている時も正直複雑な気持ちでいっぱいだったわ……》



ダイヤ「………」



《でもね?みんなが気付かせてくれたの。生徒会長だとか…そういうつまらない義務感を全て捨てて、自分に正直になってみたら?本当にやりたいことやってみたら?って。ふふ♪不思議よね?そうしたら私を縛っていた鎖がほどけて、体が軽くなっちゃって!みんなとどこまでも飛んでいけるんじゃないかって思ったわ!妹も、そんな私たちを慕って同じスクールアイドルになったのよ!》



ダイヤ「…私も縛られていたのでしょうか……周りの期待に答えるためにウソをついて……自分を殺して空回りして………」



《分かるわ。周りの期待ってすごいプレッシャーよね?…私も……両親が大学病院を経営していて、将来継がなければいけないから色々頑張らなきゃいけなくて…テストとかで満点取るのは当たり前……そうなると周りからは真姫ちゃんすごい…真姫ちゃんってなんでもできるねって評価が増えて…どんどん自分が上へ上へ追い詰められてる気分だったわ……》




ダイヤ「………」


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