1:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 16:50:24.18 ID:XBeekJKAo
〜響子の部屋〜
五十嵐響子「百合って分かりますか?」
まゆ「お花の百合……ではなさそうですね」
響子「女の子同士の恋愛のことです」
響子「といってもアダルトな感じじゃなくて、友達以上恋人未満……くらいの」
まゆ「なんとなく分かりましたけど、営業ってどういうことです?」
響子「わざとイチャイチャして見せるんですよ」
響子「手を繋いだりとか、デートしましたって話すとか」
響子「すると男性ファンが喜びます」
まゆ「本当に?」
響子「……らしいです」
響子「そして、ここからが本当の狙いなんですが……」
響子「それぞれ担当プロデューサーと、堂々とお付き合いできるようになります」
まゆ「詳しく聞かせてください!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 16:50:58.53 ID:XBeekJKAo
響子「まず前提として、私とまゆさんはそれぞれ担当プロデューサーを好きです」
響子「恋愛禁止というわけではないですが、素直にお付き合いしてくれそうにありません」
まゆ「そうですね……どうしても担当プロデューサーという立場を気にしてしまうようです」
3:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 16:51:25.88 ID:XBeekJKAo
まゆ「……ああ、分かってきましたよ」
まゆ「男性恐怖症を克服しないとお仕事を続けられない」
まゆ「克服するためには男性とお付き合いするのが一番手っ取り早い、ということですね」
4:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 16:51:52.57 ID:XBeekJKAo
響子「ただ、一つ懸念があって」
まゆ「懸念?」
響子「言うだけでは弱いと思うので、実際に手を繋いだりデートしたり」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/05/24(火) 16:52:22.76 ID:XBeekJKAo
まゆ「でも、二人とも今まで男性恐怖症だったわけではないですよね」
まゆ「急に変わったら怪しまれるんじゃないでしょうか」
響子「あ、そっか……そこは考えてませんでした。どうしよう……」
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