過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】

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637:2/16 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:04:15.16 ID:WVKZRpqXo

「なるほど、ハインケス君」

　エーブリーの表情が、いつの間にか呆れたようなものに変わっていた。
　彼女は溜息をつきながら、のぞき込むようにサッシャを睨む。

以下略

638:3/16 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:09:44.26 ID:WVKZRpqXo

「でも、純粋な魔術師が夏日星計画を嫌うのなら……そもそも誰が、『予言』を伝えたんですか？
　野良の魔術師ならばともかく、時計塔の魔術師の中に、神秘の低下を快く思っている人間がいるとは思えませんが。
　魔術師の誰もが夏日星計画」

以下略

639:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 21:12:26.43 ID:exlcxIino
聖杯戦争より派閥戦争なんだな…

640:4/16 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:15:22.32 ID:WVKZRpqXo

「……その……A……つまり、女史の依頼主でしょうか……を、聖杯戦争の舞台に引きずり込むために、
　彼らは、予言の結果を王立研究所にリークしたと……？」

「そういうことだ。無論、用心深いAがその舞台に上がることはない。敵対勢力もそのことは十分に理解している。

以下略

641:5/16 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:20:23.05 ID:WVKZRpqXo

「とにかく、そういうことだ。
　これは代理戦争。夏日星計画を妨害したい者がいて、それを妨害したい者もいる。
　我々参加者は、彼らの遺志に従い、彼らの支援と強制を以て戦場に赴く。君を雇ったのは、少しでも寡兵を補うためと、それから……情報の保護のためだよ。
　君は「A」を知らない。私に教えるつもりもない。だから君が捕まったとしても、「A」には何らの被害も与えられない。

以下略

642:6/18 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:24:59.52 ID:WVKZRpqXo

　サッシャの問いかけに対し、エーブリーは怪訝な目を寄せる。

「私が戦う理由を……それを知って、君に何か得があるのかね……？」

以下略

643:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 21:28:31.75 ID:ffHrPIK2O
おそらく真意では無いんだろうけど…

644:7/18 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:29:44.26 ID:WVKZRpqXo

「なっ！」

「……と、まあ、今のは冗談だ。だが、私がこう言い出したらどうするつもりだ？」

以下略

645:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 21:30:01.69 ID:pCJYd77yo
危険人物やんけ…

正しくは、希望が絶望に変わる様、っぽい気がする

646:8/18 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/13(水) 21:35:06.14 ID:WVKZRpqXo

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