過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】

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681:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 19:06:31.30 ID:R+krykTTo
ここまでプロローグに気合い入ってるとエタらないか心配になるな

682: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 19:57:57.72 ID:lxBMmEw2o

　　　　　 ,.-‐-.、
　　　　 i':o:::::o::i
　　 ,-,っゝ::::::::u
　 ./,{ﾇじ,ヽ只>、　　　　　　　　　色々前に言ったこと破ります。ごめんなさい

以下略

683:6-1/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:11:49.50 ID:lxBMmEw2o

　PM2:00。ユーリエ･ホーグランドは鉄屑に囲まれた部屋の中にいた。
　正確には、彼女が『鉄屑』と呼んでいるだけで、一般的には鉄屑ではない。
　『機関』。石炭や石油を動力に変えるための、蒸気文明の根幹にして結晶。
　多様多種な『機関（エンジン）』が、今、天井にずらりと並んでいる。

以下略

684:6-2/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:12:17.75 ID:lxBMmEw2o

　「……あっ――――そ」

　目の前のこの男は、何をそんなに『入れあげて』いるのだろう……ユーリエは思う。
　どんなに発展したと嘯いても、所詮は魔術の足下にも及ばない代物ではないか、と。

以下略

685:6-3/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:13:14.40 ID:lxBMmEw2o

　「安心したところで、次の話をしましょ。結局、そっちからは何人くらい派遣できそうなの？」

　「我々から出せる人間は二人だけだ。一人は明日、ロンドンに着く」

以下略

686:6-3/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:13:53.84 ID:lxBMmEw2o

　「それならこれ以上の増員は必要ないのではないか？」

　実際そうなのだ。これ以上の増員は必要ない。
　なんならば、有利を築けるあらゆる要素を捨て去って、味方をゼロにしてもいいと思っている。そうであっても、ユーリエには勝ち抜ける自信があった。

以下略

687:6-5/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:14:45.13 ID:lxBMmEw2o

　「！　……ふむ」

　ゲイツケルは驚いてはいたようだったが、しかし呆れたり怖じ気づいたりする様子はなく、寧ろ面白げに肩を乗り出してきた。

以下略

688:6-6/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:15:48.92 ID:lxBMmEw2o

////////////　　　　　　　　　／　　　　　　／　　　 | ＼
//////////// 　　　　　　／　　　　　　　 _／＼　　　　| 　/ﾊ
/////////////　　　　　／　　　　　　＿／/＼　　　＼ '　 .//}

以下略

689:6-7/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:16:31.20 ID:lxBMmEw2o

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,ィ'´￣/　　　　おっと聞こえなかったかな？　ではもう一度言ってやろう。私によって魔術は単なる好奇心の対象であり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ィヽ, ヽ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／､　　.｀`-{　　　　　　私の考察において、魔術にそれ以上の価値はない。否、魔術に限った話ではない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　｀ヽ＜___|

以下略

690:6-8/9 ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/07/20(水) 20:17:04.79 ID:lxBMmEw2o

　「……ねえ」

　「何だ？」

以下略

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