過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】

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872:名無しNIPPER[sage]
2016/09/23(金) 19:56:24.14 ID:cJCeuh/0o
なん…だと…？

873: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:00:21.07 ID:TjbPU4DCo

　次の日は、昨日の大騒ぎなどなかったかのように静かに始まった。
　外から聞こえてくる鳥の声。背中に感じる、柔らかい感触。覆い被さる布。起き上がろうとすると、体が沈み込んでいく。
　サッシャは直ぐに、自分がいるのがベッドの上だということに気づく。

以下略

874: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:01:54.47 ID:TjbPU4DCo

　「……ひょっとして、バーサーカーが運んでくれたんですか？」

　察したサッシャが問うと、バーサーカーは静かに頷いた。

以下略

875: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:04:10.98 ID:TjbPU4DCo

　三階に着くと、そこには三つほど部屋があって、そのうち一番左側の部屋に通された。
　エーブリーは既に席についていて、食卓には夥しい量の朝食が並んでいる。
　イングリッシュ･マフィン、ブラッドソーセージ、ハギス、ベーコン･エッグ、ポリッジ……。
　サッシャはそれほど食欲がなかったので、朝早くから山のような食事を目にするのは少し堪えた。

以下略

876: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:06:56.32 ID:TjbPU4DCo

　朝食が終わり、ローレルが手際よく食器類を片付けて、そして、テーブルの上には何もなくなった。
　立ち上がろうとするサッシャをエーブリーが引き留める。

　「ここだ。ここで話をする」

以下略

877: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:09:15.77 ID:TjbPU4DCo

　「ただ、それも最優先ではない。真に優先すべきことは、他にある……はぁ」

　そう言うと、エーブリーは広げた地図を手早く畳み、大げさに溜息をついた。
　その溜息の重々しさに、サッシャも大方の内容を察した。

以下略

878: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:11:57.51 ID:TjbPU4DCo

　そして。
　部屋に戻ったサッシャは、一番にバーサーカーを呼び出した。

　「来てください、バーサーカー。話がしたい」

以下略

879: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:14:34.64 ID:TjbPU4DCo

　「おう、ああああああああ！！！」

　「！？」

以下略

880: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/23(金) 20:16:14.71 ID:TjbPU4DCo

　×××

　ひとまず、文字はメモに写して手元に控え、壁に残った焦げ跡は手持ちの魔道具で落とせる範囲こそぎ落とした。
　これで、意にそぐわない形で情報が露呈するのは防げるだろう。

以下略

881:名無しNIPPER[sage]
2016/09/23(金) 20:20:12.30 ID:cJCeuh/0o
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