8:名無しNIPPER[sage]
2016/05/27(金) 20:50:32.32 ID:kke4BnwU0
P「危ない危ない、渋滞で遅刻するところだった。とはいえ早く事務所に行かないと」
飛鳥「……待っていたよ、P」
P「飛鳥? 何でこんなところに。確かにいつもよりは遅れたけどまだ時間は」
飛鳥「そんなことはいいんだ。ちょっとそのまま黙って立ってて貰えないか?」
P「え、でもそこまで時間に余裕があるわけでも」
飛鳥「いいから」
P「お、おう? これでいいのか」
飛鳥(……最後に書かれていた、好意的に想われているかの確認方法。それは――) ギュッ
P「!? あ、飛鳥……さん? いきなり何を、してくださいますの?」
飛鳥「……いいから」ムギュッ
飛鳥(無関心、あるいは敵対心を持った女性に抱きつかれても、何か裏があるんじゃないかと悪い予感を優先してすぐに振り解くものらしい)
P「あの、飛鳥? 誰かくるかも……まずいって、というかなんでまたこんなこと」
飛鳥(ボクにされるがままになっているということは、少なくとも好意的には想ってくれている。そう受け取っていいんだよね、P?)
P「わっ、マジで誰かきた……ってありゃ蘭子か!? 真っ黒によどんだオーラを振り撒きながらフラフラさまよってるぞ。俺の知らない間にダークイルミネイトに何があった……!?」
ようやく解放されて頬が紅潮した飛鳥に走って逃げられた後、蘭子にも破れかぶれに抱きつかれて遅刻が決定的になったとさ
終わり
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