32:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:20:56.20 ID:ejimLhzM0
女「ああ〜!やっぱり彼女できてたんだ。なーんだ。じゃっ、これ一つ貸しだからね。あとはごゆっくり〜」
走って路地裏を出た。
後ろから同僚が私に何か言ってたけど耳に入らなかった。
33:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:21:46.63 ID:ejimLhzM0
玄関で靴を脱ぐと家のベッドに着替えもせずうつ伏せで飛び込んだ。
枕の中に顔を埋めると、まるで顔が思い出したみたいに涙を出した。
なんでこんなに悔しいの?
34:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:22:53.19 ID:ejimLhzM0
女「すき…だったのにぃ…」
女「同僚の馬鹿!私の馬鹿!」
女「ばか…ばかぁ…」
35:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:23:57.39 ID:ejimLhzM0
…………
女「同僚くん…その顔の傷本当に大丈夫なの?」
同僚「まぁな。それよりさ〜、へっへ〜俺彼女できたぜ!もう俺のこと馬鹿にすんなよぉ?」
36:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:24:40.28 ID:ejimLhzM0
女「まったくさ〜、いつの間に引っ掛けてたの〜?なかなかいないよあんな子」
同僚「う、うーん…それは…」
女「……」
37:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:25:39.98 ID:ejimLhzM0
それからまた2週間くらいはやる気も元気もなかった。あと同僚がまた毎日にやけててイラついた。
そうこうしてる内に私は仕事でらしくない凡ミスをした。
先輩「おい女!もっとしっかりしろ!何があったかは知らんが職場に私情のネガティヴな空気を持ち込むな!」
38:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:26:24.04 ID:ejimLhzM0
だめだなぁ私。
同僚のこと、まだ諦めきれてないや…
このままじゃ駄目だって分かってるのに。
39:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:27:13.93 ID:ejimLhzM0
女「ねぇ同僚くぅ〜ん…」
同僚「なんだ、今日はどうした?」
女「先輩に怒られちゃった…。慰めて!」
40:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:28:22.05 ID:ejimLhzM0
………………
女「……でさー、信じらんないよ!あれもうセクハラだよセクハラ!うぃっく…」
あまりの私の飲みっぷりに同僚も少し引いてたけどしょうがない。
41:名無しNIPPER[saga]
2016/05/27(金) 23:29:24.13 ID:ejimLhzM0
あー…まぁ別にお酒が飲めて同僚と話せるならどこでもいいかな…
女「じゃあさ、男くんの家に泊まらせてよぉ」
同僚「えぇ…普通にやだよ」
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