過去ログ - 【安価】京太郎「ガンプラバトル」憧「バトルロイヤル！」【その12】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】京太郎「ガンプラバトル」憧「バトルロイヤル！」【その12】

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850: ◆S3BRe/LRxw[saga]
2016/08/21(日) 00:20:20.39 ID:IHxZdZCQ0
「はー、遊んだ遊んだ」
「まったく、みんな初日から飛ばし過ぎや……」
「そーいう竜華もなんやかんやで、楽しんでたやろ」
「てへ」

　あの後みんなで遊び倒し、再度風呂に入り汗を流した。
　就寝時間が差し迫ったこともあり、その後はそれぞれの部屋へと戻っていた。
　京太郎もその例に漏れず、セーラ、竜華と共に部屋へ戻っていた。

（風呂上がりの浴衣って色々最高だな！）

　竜華は言うに及ばず、セーラもまた普段とは違った趣を醸し出していた。

「まー、今日は一日飛ばしてたし、明日もあるから早めに寝とこか」
「えー」
「寝坊したら監督にどやされますよ、多分」
「う……」

　竜華の言葉に不服そうに口を尖らせるセーラだったが、京太郎の一言でしぶしぶと引き下がる。
　布団の並びはセーラ、竜華、京太郎。

「んじゃ、明日も早いし、電気けすでー。おやすみー」
「おやすみー」
「おやすみなさい」

　竜華が電気を消し、布団へと潜り込む。
　一日の疲れもあり、敷かれた布団の上に横になればすぐに眠れそうなものだが。

（眠れるか―っ！！）

　すぐ傍に浴衣一枚しか身に着けていない美少女が二人もいるのである。
　普通に話すのと違って、同じ部屋で寝るとなれば話はまた別だ。
　当の本人たちはまったく気にしていないようだが、京太郎はそうもいかない。
　電気を消して30分ほどが経っても寝付けそうになかった。

（どうすっかな……）

　このままでは気が冴えて眠れそうにもない。
　二人を起こさないように布団から抜け出し、窓側の障子で隔たれてた空間――広縁に備えられた椅子へと身を任せる。

（この空間本当落ち着くよなぁー）

　背もたれにもたれかかりながら、今日一日のことを思い返す。
　合宿の名にふさわしく、やけに密度の濃い一日だったと思う。

↓２
１：このまま物思いに耽る。
２：外の空気を吸いに行く。

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