過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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447: ◆5XLLhK8kNI[sage]
2016/06/07(火) 18:57:27.19 ID:CuDuICy50
エリカ「それで、ここに来た理由は何ですか?」

まほ「?私はエリカの参考になるかと思って」

エリカ「舐めないでくださいまほさん。これでも短いながらも多くの人に会ってきました」

エリカ「まほさん、アナタは私に何か……あるんじゃないですか?」

まほ「……エリカのことだ」

エリカ「私?」

まほ「エリカの家族と大学、今の状態についてだ」

エリカ「……」

まほ「入学当初。私達西住流ではみほの入学により更なる躍進ができると皆考えていた。みほを副隊長にすることで圧倒的連携を成功させ、世界に西住流を広めるつもりでいた」

まほ「だがそこにとある生徒が入学してきた。みほと肩を並べる逸材が入学してきたのだ。その逸材の三人なら世界は確実だと思われた」

まほ「しかしそこでプラウダとの一件があり、みほが学校を去ったとあって本家は相当な危機感を感じたらしい。だが私達にはその逸材がいるおかげで面目を保つことができた」

まほ「だがそれと同時に疑問が発生した。幼いころから西住流の教育を受けてきたみほに劣るに勝らない存在の人物が突然現れるだろうか?と」

まほ「そして西住流の情報網を通じ、その逸材を調べ上げた。するとその逸材は島田流の分家の後継者、そして将来は島田流の柱となるべき存在であった、っと」

まほ「当時、西住流は島田流とは確執があったのは知っていると思うが、お互いの中に過剰に反応する存在がいたんだ」

まほ「『島田流の教えを受けながら西住流に下る軟弱者』、『西住流を崩壊へと導くであろう島田流の手先』」

まほ「だが素性が分かっただけではお互いに目立った行動に移すことはなかった。しかし、私たちが破れ、無名の大洗が優勝したことにより一部の西住流の門下生が反応してしまったんだ」

まほ「『あいつが来たから西住流は破れてしまった』」

まほ「そして大学選抜で逸材は島田流を敵に戦ったことで『島田流に本格的に反逆の意思を見せた裏切者』』と言うものが出てきた」

まほ「そしてその逸材の存在を許せなくなったやつらが結託……いや偶然というべきなのかもしれない。そいつらの仕業によりその逸材は大学受験に失敗させられた」

まほ「そして、二度と戦車道へと戻ってこれないように籠へと閉じ込めた。これがその逸材に降りかかった出来事の全貌だ」

まほ「西住流と島田流の家元がその出来事を把握したのは最近のことだ。現在、西住流はその一連の出来事の主犯と思われる家を破門とした。が、問題は島田流だ」

エリカ「やめて……やめてください……」

まほ「島田流の主犯は……エリカ、お前の両親だ」

エリカ「いや……そんな……そんな……」

まほ「エリカの姉が止めに入ったそうだがその時すでに両親は精神的に不安定でだれにも止めることはできなかったらしい」

エリカ「嘘よ……そんなの……」

まほ「私たちが事情を聴きに行こうとしたら、両親は精神病院へと隔離されているらしい。姉が気を使ったのだろう、エリカには知らせないでくれと言われていたらしく、私達のところまで回ってくるのが遅くなってしまった」

エリカ「…………」

まほ「すまない……」

エリカ「どうしてまほさんが謝るんですか……?」

まほ「私が……もっと早く事情に気が付いていれば……」

エリカ「違う……違いますよ……」

エリカ「全部、ぜ〜んぶ私のせいなんですから」

まほ「エリカ!?」

エリカ「マスター、お代はここにおいておきますから」

まほ「待て!エリカ!」



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