過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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471: ◆5XLLhK8kNI[sage]
2016/06/08(水) 11:27:55.84 ID:TJfKSPB/0
エリカ「凄い……お城……」

ペコ「ではエリカさん、好きなドレスを選びになってください」

エリカ「ドレス?!」

ダージリン「折角のお茶会にそのようなしわしわの服ではみっともないですわ。ここにきたのなら淑女として振る舞いなさい」

エリカ「淑女なんて私には似合わないわよ……それじゃこれを借りるわ」

ダージリン「一人で大丈夫かしら?」

エリカ「家ではいつも一人だったからこのぐらいは大丈夫よ……それじゃ」

ダージリン「ええ、また後で」

ペコ「……ダージリンさん、やっぱり」

ダージリン「相当ショックが大きいとは聞いていましたが想像以上ですわね」

ダージリン「西住流と島田流への過剰な警戒心、そして隊長クラスの人物への疑心。今の逸見エリカは触れ方を失敗すればおそらく二度と私たちの前には帰ってこないでしょう」

ペコ「どうしたらよいのでしょうか……」

ダージリン「私たちに同行できる問題ではありませんよペコ。これはいわば古くからの西住流と島田流の確執によって生まれた悲劇のお姫様の物語」

ダージリン「この問題は既に私たちが触れてはいけない領域にまで来ているのです」

ペコ「そんな……」

ダージリン「でも、白雪姫には小人が、シンデレラには魔女がいるように、お姫様を支える味方がいる」

ダージリン「私達には役不足でも、指一本でも支えることはできます。少しでも彼女へと恩を返すためにしっかりとしていなくてはいけません」

ペコ「はい、分かりました!」

ダージリン「では、ペコは準備を、私は先に行ってます」

ペコ「……私も頑張らなくちゃ」

エリカ「……ペコいるかしら?」

ペコ「は、はい!」

エリカ「着たけどどうすればいいの……どうしたの?ぼーっとして」

ペコ「い、いえ!その……すごく美しくて……まるで」

『お人形みたいで』

エリカ「っ……」

ペコ「だ、大丈夫ですかエリカさん!?」

エリカ「大丈夫だから……さっさと行きましょう……」

ペコ「は、はい!ではこちらに……」

エリカ「……」ブツブツ……






エリカ「人形は嫌……違う……人形の方が……でも逃げなきゃ……」


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