過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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592: ◆5XLLhK8kNI[saga]
2016/06/10(金) 23:08:30.85 ID:7V3XDJCL0
エリカ「……」

ミカ「こんな夜遅くに一人で外にいるとは……そんな薄着じゃ風邪をひいてしまうよ」

エリカ「ミカお姉様……」

ミカ「ふぅ……さて、どうかな?今の気持ちは」

エリカ「……昔の私なら、こんな勝ち目のない試合は引き受けなかったと思う」

エリカ「でも私は自分の乗る戦車すら決まってないのに、引き受けた」

ミカ「何か理由があるのかな?」

エリカ「二つ」

エリカ「まず一つはお姉様がいてくれるから。一緒に戦ってくれる、それだけでどんな化け物が相手でも負ける気がしなかったの」

エリカ「そして最後は、これが最後のチャンスだから」

ミカ「チャンス?」

エリカ「島田流と西住流を相手に戦う最後のチャンスだから」

ミカ「そうだね……こんな試合、戦車道が始まって以来ないだr「違うの」

エリカ「歴史的に見て珍しいから戦う?違うのお姉様」

エリカ「私はこんなに苦しめるやつらを完膚なきまでに潰したいの!そのためにはあの子たちを倒すことになっても!」

エリカ「あぁ……こんなに戦うのが楽しみなのは初めて!」

エリカ「見ていてお姉様!私はこんなにも強くなりました!強くなったんです!」

ミカ「……分かったよ、エリカ。最後まで付き合うよ」

ミカ(ここまで壊れてるだなんて……それほどまでに愛が深かったのだろうね)

エリカ「アハ、アハハ、アハハハハハハハ!!!!!!!」

月夜に照らされながら笑う彼女は……この世のものとは思えないほど美しかった……

でもそのまま消えてしまいそうで、壊れて星屑になりそうで、しっかりとこの目に入れておかなければこのままいなくなりそうで

ミカ(神様がいるなら恨んでるだろうね……)


もうすぐ、人生で一番の戦いが始まる。


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